【2025年最新版】今から始める!「ミニマリスト」(完全ガイド)【初心者向け|部屋|持ち物】

【ミニマリズム】始め方 ミニマリズム

こんにちは!信(しん)です!

このページでは、今から「ミニマリスト」を目指す方に向けて、押さえておくべき考え方効率よく進めるためのポイントを解説しています!

STEP1:「今日使わなかったもの」は捨てる

【ミニマリズム】始め方_STEP1

「物を減らしたい!」と思ったとき、まずは何から捨てるべきでしょうか?

例えば、次のような考え方があります。

・「1年間使っていない物から捨てよう!」

・「まずは財布の中から整理しよう!」

・「最初に洋服から手放そう!」

私もこれらの考え方を参考に、今まで物を捨ててきました。

ただ、実際にやってみると、「要るか、要らないか」の判断を物一つひとつにしていくのは、とても疲れます……。

特に、物を捨て始めた当初は、物の量自体が多いので、少し捨ててもなかなか前進している感じが得られず、「また今度でいっか」となりがちでした……。

学生時代に物を捨て始め、かれこれ10年ほど経った今になって振り返ると、結局は「今の生活に必要なものだけ」残しているという、シンプルな理屈に辿り着きました。

「『生活に必要なものだけ残している』のは当たり前では?」と思われたかも知れません。

ですが、今日一日を振り返ったとき、今のあなたの家にあるもの全て使いましたか?

朝起きて顔を洗い、身嗜みを整えてから会社に向かう。

会社から帰ったあとは、晩ご飯を食べて、お風呂に入って就寝。

そんな一日を振り返ったとき、実際に必要だったものはいくつあったでしょうか?

・その洋服、今日着替えましたか?

・その大量のストック紙袋、今日必要でしたか?

・その食器、全部使いましたか?

「でも、今日たまたま使わなかっただけで、必要になるときもあるよ」と思われたかもしれません。

その気持ち、めちゃくちゃ分かります……!!!

私も「もったいない」という気持ちで、何かと理由をつけて、なかなか手放せませんでした。

でも、捨ててしまって大丈夫です。

なぜなら、「いざ必要になったときの不便さ」よりも、「あなたが今悩んでいることで消費している時間や精神的な負担」の方が、とっくに大きいからです。

そのため、物を捨てるうえでは、「何から捨てよう?」ではなく、「自分にとって、最低限必要な物は何か?」から考えてみましょう!

STEP2:売らず、譲らず、捨てる

【ミニマリズム】始め方_STEP2

STEP1で、「自分にとって最低限必要な物」が分かれば、極論、それ以外の物は、今の自分にとっては必要ないものです。

「あとはそれらを手放すだけ」と言いたいところですが、手放す際は、「売らず、譲らず、捨てる」ようにしましょう!

……分かります。もったいないですよね。

「できれば、フリマアプリを使って少しでもお金に……」

「せめて、人に譲って使ってもらいたい……」

……ずばり、諦めましょう!

なぜなら、売ったり譲ったりする労力の方が、もったいないからです。

例えば、フリマアプリを使ったことがあるでしょうか?

実際に物を一つ売ってみようと思ったとき、次の手順が必要になります。

アプリダウンロード

会員登録

③出品するための写真を撮る

④出品するためのコメントを考える

⑤購入希望があるまで待つ

⑥購入希望の人とやり取りする

⑦梱包資材を買ってくる

⑧商品を梱包する

⑨郵便局やコンビニで商品を発送する

⑩取引後の評価をする

などなど、ざっと書き出しただけでもこれだけあります。

単純計算で時給1,000円だとしても、その労力に見合った利益が得られる物はありますか?

本来の目的は、物が多いことで感じているあなたのモヤモヤを解消することです。

結局、売ることが面倒になってしまうと、何も進みません……。

また、人に譲る場合はどうでしょうか?

貰ってくれる人を探すのが大変、ということが一つあります。

ただ、逆の立場になって考えてみましょう。

今物が多くて悩んでいるあなたに、他の人から「これ要らなくなったからあげるよ」と言われたらどうでしょうか?

たとえそれが新品であっても、躊躇するのではないでしょうか?

今物が多くて困っているのに、自分と同じ気持ちにしてしまうのは避けましょう。

それに、「必要な物」なら、すでに自分で買っているはずです。

じゃないと、今、不便なはずですから。

「でも、やっぱり、そのまま捨てるのはつらい……」と思われたかもしれません。

実は、それで正解です。

私も物を捨てるときは、毎回「うわぁ……失敗したな……」と後悔しながら手放しています

でも、それでいいんです。

むしろ、その「捨てる痛み」を感じないと、同じ失敗を何度も繰り返してしまいます

その痛みは、物が多いことで生まれるモヤモヤを解消するための通過点です。

ちゃんとその痛みを感じられているのは、正しい方向に進んでいる証拠です

改めて、物を手放す際は、「売らず、譲らず、捨てる」ようにしましょう!

STEP3:物を買うときは「3つのコスト」を意識する

【ミニマリズム】始め方_STEP3

STEP2で物を減らし、スペースを確保できたとしても、新たに物を増やしていては、いつまで経っても楽にはなりません……。

これから新たに物を買おうと思ったときは、次の3つのコストを意識するようにしましょう!

①購入コスト:買うときのコスト

②管理コスト:持っている間のコスト

③処分コスト:捨てるときのコスト

①購入コスト

「購入コスト」とは、金額のことではなく、物を買う際に、色んな情報を調べて比較したり、実際に買って持って帰るときにかかる労力のことです。

何か欲しいものがあったとき、まずは「○○○ おすすめ」「○○○ ランキング」などで検索するのではないでしょうか?

特に、今まで買ったことがない分野の物を買うときや、高額な物を買うときは、このコストが大きくなりがちです。

また、大型の家電や収納ボックスお水やお米のストックなど、店舗で購入して持って帰るのが大変な物も、このコストが大きくなります。

新しく物を買おうとするとき、便利になった生活ばかり想像していませんか?

物を買うときは、それが家に来るまでの過程も考えるようにしましょう!

②管理コスト

「管理コスト」とは、物を購入したあとに、それを設置することで埋まってしまうスペースや、メンテナンス・掃除にかかる労力のことです。

例えば、大型の家具などは、それを設置することでスペースが狭くなってしまいますし、小物であっても、棚の上におけば、埃が被りやすく、掃除もしにくくなります

新しく物を買おうとするとき、メリットだけでなく、その物がある生活のデメリットまで想像できていますか?

物を買うときは、使い続ける間の手間まで考えるようにしましょう!

③処分コスト

「処分コスト」とは、買った物を手放すときにかかる労力のことです。

物はいつか手放すときが来ます。一生同じものを使うことはありません。

いざその時が来ても、ごみ箱に捨てるだけであれば簡単ですが、実際にはなかなかそうはいきません。

大型の家具や家電はもちろんですが、ただ処分するだけでも、金属ガラスなど、素材によって手間がかかってくるものがあります

新しく物を買おうとするとき、その物をどう手放すか想像がついていますか?

物を買うときは、最終的にどう手放すかまで考えて購入するようにしましょう!

まとめ

【ミニマリズム】始め方_まとめ

最後に、今から「ミニマリスト」を目指す方に向けて、ポイントを改めて整理しておきます

STEP1:「今日使わなかったもの」は捨てる

「不要な物」を考えるより、まずは「自分にとって最低限必要な物」を押さえておく!

※極論、今この記事を読んでいる間に必要だったのは「服」「スマホ」ぐらい。それだけでこの5分間、あなたは何不自由なく生きられる。

STEP2:売らず、譲らず、捨てる

売ったり、譲ったりする手間がもったいない。その時間と労力で、あなたはもっと大きい成果を出せる

※大丈夫。「つらい……」と感じるのは正しい証拠

STEP3:新たに物を買うときは「3つのコスト」を意識する

「購入コスト」「管理コスト」「処分コスト」を買う前に考える!

※「物を買う」とは、「それを手放すときまで考える」こと。

ここまで、「ミニマリスト」へのステップを解説してきましたが、すぐにできなくても全く問題ありません

私の場合は、物を捨て始めてから10年近く経ちますが、未だに失敗したり、迷ったりしています

何より、「自分にとって最低限必要な物」は、年齢や環境によって変わって当然、ということを知っておいてください。

「学生時代」「会社員になってから」「実家暮らし」「一人暮らし」「インドアの趣味にハマっているとき」「アウトドアの趣味にハマっているとき」など、その時々で必要な物が違うのは当たり前です。

大事なことは、「”今の”自分にとって最低限必要な物」を把握しておくことです。

「これだけあれば大丈夫」ということが把握できていると、不安が減って、行動しやすくなります

この記事が、一人でも多くの方にとって、物を減らして快適な生活を手に入れるきっかけになれば幸いです。

なお、社会人一人暮らしの私が、今までに捨てた物残した物については、以下の記事で紹介しています。

「部屋に何もない The・ミニマリスト」ではなく、社会人として働くうえで「現実的な」ミニマリズムを意識しています。

まだまだ試行錯誤の毎日ですが、一緒により快適な生活を目指しましょう!

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